Poyonの映画批評

アクセスカウンタ

zoom RSS マレフィク/呪われた監獄 ['02 仏]

<<   作成日時 : 2006/04/10 10:07   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

【原題】Malefique
【監督】エリック・ヴァレット
【出演】ジェラール・ラロシュ
     フィリップ・ローデンバッシュ
     コルヴァス・コルニラック

 4人の囚人が入る牢獄の壁から出て来た1冊の本。今作の恐怖要素はその本にある。中身は黒魔術のような物が書かれていて、書いたのは数十年前の殺人鬼。この殺人鬼が冒頭で呪文を唱え、壁が光り出したところで場面は現代に行く。会社経営者の人が一体何をして監獄に入れられたのかが定かにされない。ただ、妻が保釈金を払えたら直ぐに出て来れると言う事で人を殺したなどの重い罪ではない感じ。他の3人の囚人も変な人ばかりで、性転換手術途中であろう男性とか、何でも食べる男性とか、1人だけ妙に落ち着きのある男性とか・・・。しかも皆殺人犯。でも殺人を犯して入れられたようには見えない(善人顔でもないけど)。黒魔術の呪文で色々効果が出る事は分かったけど、じゃ何をする為の呪文なのかが分からない。書いてある文も何語なのか分からないけど。脱走の呪文だと思って脱走を心掛けるけど上手く行かない・・・。
 そんな時、呪文の効果がない事に苛立った何でも食べる男性がこの黒魔術の書かれた紙を千切って食べようとする。本の恐怖の始まりで、自分の身を守る為にこの男性が本に殺される。黒魔術を掲載している本でもあるが”意志”を持つ本でもあり、魔術が1度成功するとページが自動的に書き換えられたり、監獄外に本を捨ててもある事をきっかけに戻って来たりする。傷付けようとすれば殺される。これは”本は大切に”って事をさり気なく伝えたいのだろうか。
 出て来るシーンは少ないまでも、出て来るシーンにインパクトを残すのは主演男性が息子から預かった人形。いきなり息子の声で話し掛けたり、急に起き上がって顔を溶かして又倒れたりする。魔術での監獄脱走シーンはSF映画の宇宙からの出迎えみたいだった。
 元居た監獄からは出れたけど、到着場所は昔の監獄でドアなし。脱走の魔術ではなく、「真の願いを叶えてくれる」魔術である事が判明する。真の願いなので本当に思っている事。昔のその殺人犯は”若くなりたくて”妊婦を殺していた殺人犯。その為に魔術を唱えると、若くなっていくが、度を超してやがて赤ん坊になり、最後には存在さえ消えてしまう。ここのCGは気持ち悪いけど巧く出来ていた。会社経営者の男性は離婚を言い渡されて息子の親権まで奪われ、真の願いは「息子の顔を見る事」。
 まさか冒頭の息子から預かった人形がこんな形になるとは思わなかった。ラストは男性が人形に転生。人形は遺品として少年に渡されるので、目だけ人間の人形。つまりは息子はその人形を気に入っているので”息子の顔を見る”事は存分に可能な訳。目だけ人間と同じように動く事に不気味さを感じる。逆にその後が知りたい話でもあった・・・。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
マレフィク/呪われた監獄 ['02 仏] Poyonの映画批評/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる