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荒ぶる魂たち ['02]

2006/08/31 11:03
【監督】三池崇史
【出演】加藤雅也
     竹中直人
     松方弘樹

 樋口、土屋、白根、海藤、天成会、横溝組・・・の各暴力団の抗争。樋口組は横溝組の傘下だが他の4組の相関は分かり難い。これだけの暴力団が登場し抗争の話しとなれば銃撃戦などがたくさんありそうだが、海藤組が他の組と手打ちする事が主にもなっているので銃撃戦などは余りない。あるとすれば”一方的に片方がやる”感じ。
 一方の誰かが殺されれば、殺された側も報復するので誰がどの組所属なのかが分かり難い。リアル志向で作りたいのかどうかは知らないが、残酷性を貫き通したいのか抑えたいのかが分からない。例えば、銃弾を受けた時は血飛沫等をリアルに映すのに、腹を割くシーンにはぼかしが入っていて残酷度の基準が不明。アクションのないシーンは若干ダルイ。
 警察が全く出ないのは良いとして、直ぐ近くで銃撃戦や殺戮が起こっているのに全く動じず叫ぶ事もしない一般市民は変。特にさっきまで一緒に食事していた男性が殺されたのに何も言わない女性とか、客が残酷に殺されたのに動じない美容師とか・・・。
 樋口組行動隊長・剣崎を中心に描いているが、彼の暴走振りも凄くて、組長に何も言わずに独自の判断で敵対組員を射殺したりする。樋口組は舎弟こそ組解散で散り散りになるが、組長などの一般的に言う上層部クラスは皆敵対殺し屋などに殺されてしまう(剣崎が原因らしい)。
 銃撃戦が登場するのは終盤の白根組の殺し屋との対決時だけ。しかもここに力を入れる余り、時間がなくなっちゃったのか海藤組乗り込みのシーンが突入時点で終わってしまう。150分も時間があるにも関わらず1番肝心な所がなかった印象。
 あと小さい声でボソボソッと言うので大半の台詞が非常に聞こえ難かった。

   <キャッチコピー>
人生たかが流れ星。ギラッと光って終わりゃ良い・・・。
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浮草 ['59]

2006/08/30 16:44
【監督】小津安二郎
【出演】中村鴈治郎
     京マチ子
     若尾文子

 駒十郎とすみ子、この2人の関係が何なのかが分かり難い。同じ劇団員なのは分かるけど夫婦?恋人?…。駒十郎は清と言う青年に出会って、青年は駒十郎を小父として慕ってるけど、実は駒十郎の息子。でも駒十郎は言えずに居る。でもすみ子は自分以外の誰かと会うことに何故か嫉妬。例え相手が男でも嫉妬する。
 駒十郎は典型的な頑固親父タイプで、自分がした事は一切悪いとは思わず、相手が自分と同じ事をすれば怒ると言うある意味自分勝手。この自分勝手振りが結構観ていて腹が立つ。
 台詞は同じ事を2回以上言う繰り返し台詞が多い。その為か本音を言う時も躊躇う人ばかりでそれもイライラする。
 すみ子は駒十郎と清を放す為に、同じ劇団員の若手・加代を清に近付けさせる。加代も最初はすみ子に頼まれただけの付き合いだったけど、やがて清に恋愛感情を抱くように。でも駒十郎は加代が清に出会っている所を目撃して憤慨。駒十郎自身もすみ子に隠れて他の女性に会っていた癖に怒る。
 中盤以降はずっと駒十郎とすみ子は険悪状態で出会えば喧嘩ばかり。何時もすみ子の言う事の方が一理あったりする。興行も日が経つごとに客の入りは減るばかり。
 清にも駒十郎が実父である事を明かすけど、最終的には劇団員解散。更に盗難事件まで発生し微妙に後味の残る終わり方・・・。駒十郎とすみ子は又仲良くはなったけど・・・。
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卍 ['64]

2006/08/28 11:45
【監督】増村保造
【出演】若尾文子
     岸田今日子
     川津祐介

 序盤は園子と光子の女同士の恋が描かれ京都弁で進行していく。園子が先生に語る話がそのまま盛り込まれている。この女同士の恋が日本では珍しいように過激で、園子は光子の肌を全部見ないと気が済まないし、一応夫は居るが夫よりも光子を愛する始末。その為に園子の夫妻の関係は微妙。何となく光子を愛する園子を見ていると馬鹿に見えてきてしょうがない・・・。
 中盤になると、光子にも夫が居る事が分かり園子が光子の夫に嫉妬するようになる。そして園子と光子は一時険悪な状態に(一方的に園子が光子を遠ざけてるだけだが)。そんな光子は赤ちゃんが出来ただの、苦しいだのと言う演技で園子を騙し園子を離れさせないようにするようになる。やはり馬鹿らしい・・・。
 光子の夫も光子を愛しているので園子と光子の夫でお互いに平等に光子を愛する誓約書まで交わすんだけど、光子の夫はそれを利用して脅迫してくるようになり結構悪どい。
 終盤になると、光子まで悪どくなり、夫と共謀して園子を騙すようになり、園子の夫も光子と情愛していた事が発覚するようになり、官能サスペンスチックに。光子の行動や言動全てが嘘に思えてくる。でも園子もまんまと毎回騙され過ぎ。
 でも光子の夫が光子・園子・園子の夫の関係を新聞に載せてスキャンダルにした事から3人での自殺を促すも、園子だけは死ねなくて先生に語るに至っている。
 しかし今まで睡眠薬で死ななかったのに最後だけ何故2人は死んだのか、園子だけ死ななかったのは何故なんだろう(それまでも飲んでたから免疫付いたとか?)。
 なんとなく皆の行動が馬鹿らしく思えてくる作品。園子の夫が弁護士なのは良いが、芸能人でもない3人が三角関係なだけであんなデカデカと新聞には載らないと思う・・・。
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エスケープベロシティ ['98 米]

2006/08/23 09:56
【原題】Escape Velocity
【監督】ロイド・A・シマンドル
【出演】パトリック・バーギン
     ウェンディ・クルーソン
     ピーター・アウターブリッジ

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 宇宙収容所の凶悪犯の壮絶な大脱走から始まる。収容所を爆破して数十人の凶悪犯は皆所長の所有する戦闘機で脱走したような・・・気はしたのだが、何の表示も無く一気に15年後に飛ぶ。凶悪犯の乗った戦闘機は浮遊状態で、科学者一家の乗った巨大艦船に助けられる。この巨大艦船も”宇宙戦艦ヤマト”みたいに何だかCG丸分かりでアニメチック。何故か凶悪犯は首領の1人が冷凍睡眠から目覚めるんだけど、この時はまだ本性を現していない。でも何故冷凍睡眠していたのか・・・その説明も無い。
 科学者である船長と恋人、娘の3人が乗っている艦船。娘は男の事を何も知らない癖に直ぐに愛し合っている。恋人である女性は元軍人らしく勘が鋭い。男の事を最初から怪しんでは居た。
 男が凶悪犯の本性を現せば戦闘機から武器と他の5人の冷凍睡眠中の仲間を起こすんだけど、あんな小さな戦闘機に良くもこれだけ入れたなと逆に関心。ただ脱走した時に比べて人数が半分以上減っているのはどういう事か・・・この説明も無い。
 娘は唯暴れるだけで特に何もしないのだが、強かったのは元軍人の女性。凶悪犯の殆どは彼女が片をつけている。船長の男性も1度は気絶中に艦船から切り離されて危機的状況に追い詰められるけど、手馴れた知識で再び戻って来る。核燃料のプラグを別のプラグに繋げて燃料補給をするのは知識がなければ出来ないだろう。
 敵首領はゴキブリのようにしぶといの言葉如く、確かにしぶとい。死んだと思っても生きていたりする(しかもかなりの高所から落ちたのに怪我さえしてなかったり)。
 終盤は脱走犯と女性の艦船内大激戦で、銃弾や爆発で船体に穴が開いて危険じゃないかと思うんだけど相変わらず船体も頑丈(宇宙戦の定則)。
 最後は微妙な家族愛になってましたが・・・。
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美人女優/恐怖の罠 ['83 米]

2006/08/22 11:23
【原題】Lies
【監督】ケン・ウィート
【出演】アン・デューセンベリー
     ブルース・デイヴィソン
     ゲイル・ストリックランド

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 冒頭でいきなり強盗殺人が起きる。犯人である2人は家族の兄によって殺されて、いきなり物語は4年後へ。殺人事件の時に唯一殺されなかった女性が更に成長して女優になってるのかと思えば唯のそっくりさん。双子と言う設定でもない。このそっくりさんが居る事が物語の重要点。
 ある事務所に4年前のこの事件の映画を作る事を言い渡されオーディションを受けるこの女性。でも主役オーディションのはずなのに、演技を見る事もなく即配役が彼女に決定する。直ぐに決めるオーディションも怪しいモノ。全ては彼女に4年前の生き残りの女性を演じさせる為の罠(他人からは区別が付かないので)。
 ここからは罠の連続なので、女性に声を掛ける男性や女医の言葉が全て嘘に見えてしまう。仲間だと思っていた人が計画の共犯者だったりするので結構緊張感がある。
 共犯者が仲違いで女性を助けたり、元恋人が助っ人に現れたりと最後は裏切り者が出ない罠に嵌めた人たちとの対決となるアクションになっていたけど。でもラストの爆発シーンはちょっと火薬量多過ぎだった気が…。4年前の事件の真相も明らかになりました。でも計画性は唐突だけど。でも4年前の生き残りの女性と、そっくりな女性の明らかな違いは、騙されるそっくりさんの方が「女優」である事。薬を飲んだ”振り”をする事だってお手の物。銃の腕がやたら巧かったのも女優だから出来た所以か?。
 邦題的にはB級なのですが、出来はまあまあ良い方でしょう。何事も唐突にはなってますが…。
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仮面学園 ['00]

2006/08/19 21:50
【監督】小松隆志
【出演】藤原竜也
     黒須麻耶
     栗山千明

 仮面を着けて登校して来る1人の男子生徒。仮面は顔が見られない利点があるので、性格を180度変える魔力を持つとされていて、その生徒も仮面を被った事で普段は苛められっこなのに、苛め側にも反抗するようになる。そして一気に学園内で流行が始まり、気の弱い生徒や苛められっ子は皆仮面を着けるようになる。有季がひょんな事から出会う仮面職人・堂島。でも学園以外でも仮面は流行り始めて、一体皆仮面を何処で手に入れているのか疑問。そんな学園内で起きる男子学生飛び降り自殺。仮面を流行させたと言われる元祖、仮面モデルのHIROKO。でもずっと仮面を着けているので誰も素顔を見た事が無く、本当にその人が本物であるかも分からない。
 HIROKOのショーの時には取材陣も仮面を着けて(強制的に)いたがどんな意味合いが?。あとスタッフも仮面を着けているのに、何故HIROKOの所属する事務所の社長やマネージャーなどは仮面を着けてないんだ!?。でもこのショーでも女子学生が死亡。両件とも事件性があると疑う有季は新聞記者等と協力して真相究明に乗り出す。
 殺人者は「D」と言う名前で呼ばれていて、この”D”が真相究明のキーポイントなのだが、如何せん”D”で始まる名前の人が実は多い事が判明。仮面職人の堂島だって”D”だし、HIROKO、社長、マネージャー、精神科医(DoctorでD)・・・。
 街中でも流行りだす仮面を被った仮面族は暴走を始めて、仮面の被っていない人を襲い出す。襲った所で何をしたいのかは不明で、反日感情のように意味もなく唯暴れる感じ。
 そんな時に今までの一連の事件の首謀者を遺書で語り自殺する男子学生。でも真犯人が罪を着せて殺した感じがプンプン漂ってますが・・・。でも実際に2件の殺人事件後は暫くは殺人事件は起きてはいない。でも仮面の着けていない者は大体苛めっ子などの大将クラスなのでこのまま仮面族に平伏して黙っている訳が無く、今度は仮面の着けてない者が仮面を着けてる人を襲う仮面狩りが始まる・・・。
 最初は堂島が犯人かとも思ったけど、主役級を犯人にはしないだろうって事でラストで判明する意外な真犯人と、HIROKOの意外な素顔・・・。殺された2人に真相を知られた事が動機。
 堂島が”妹”と言っていた女性も右目が髪で隠していたので、四谷怪談のように右側が醜かったりするのかと思いきや、頬に傷があるだけで普通でした・・・。で終盤で初めて喋る。
 ラストは学園も仮面を被る人が居なくなって平和に戻ってたけど、唐突に流行が来たかと思えば唐突に消え去ったって感じ。1人だけラストで仮面を被って来た時は逆に面白かったけど(完全に流行に乗り遅れみたいな感じ)。
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モンスター ['03 米・独]

2006/08/18 15:05
【原題】Monster
【監督】パティ・ジェンキンス
【出演】シャーリーズ・セロン
     クリスティナ・リッチ
     ブルース・ダーン

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 米国犯罪史上初の女性連続殺人犯・アイリーン・ウォーノス。彼女の子供の時の夢はタレントなんかになって有名になる事。男性を7人も殺害してるので”殺人鬼”と言う感じもするのだが、境遇が結構可哀想なので何となく同情してしまうような所も有り。でも殺される理由が分からない男性も居たが・・・。
 序盤は割とだるいのだが、中盤ぐらいから展開が一気に早くなる。娼婦と言うだけで周りが良く見てくれないウォーノスと、そんなウォーノスに偏見なく話しかけて来た女性・セルビー。ウォーノスはセルビーを愛するが余り再び殺人を犯してしまう。殺人場所は何時も森の中なんだけど、不思議なのは警察の捜査がずっと入らない事。男性の家族から捜索願とか出ないのだろうか・・・。セルビーは何もしていないので知らぬ内に巻き込まれている形。セルビーは最初右手にギブスを嵌めているが、その訳は不明。ウォーノスは1度は堅気に戻ろうと娼婦を辞めて普通の仕事をしようと仕事先を探すも、前科が前科なだけに何処も取ろうとはせず。セルビーに促されて娼婦に逆戻り。
 でも殺人がずっとばれない訳は無く、ある時に警官を殺してしまいようやく捜査が入る。殺す事をそんなに悪くは思っていないウォーノスと殺しは止めるべきだと訴えるセルビー。この頃からちょっとずつ友情が崩れている。
 容疑者はたくさん出そうだが、警官はやたら早くウォーノスとセルビーの似顔絵を公開。一体何処で誰がこの2人が怪しいと告発したんだ?。セルビーには早く逃げるように言うウォーノスだけど自分自身は逃げようとはせず、あっさりバーで捕まってました。セルビーはセルビーで知らぬ内に警察に全面協力。ウォーノスに与えられた罰と言うのは死刑判決を受けた事ではなくて、友達以上に愛し合っていたセルビーに裏切られた事が1番の罰ではなかろうか。
 疑問点もあって、ウォーノスの持つ銃と弾は何処で手に入れたのかとか、殺人を犯す度に乗る車が変わっているが、古い車は何処に捨てに行ってるのか・・・とか。あと娼婦の仕事をしたいのかヒッチハイクをしたいのか、あれでは運転手は分からないよな・・・。
 ウォーノスは死刑囚監房で12年間入った後に処刑されたそうだが、死ぬのが分かってて12年は辛いだろうなぁ・・・。
 あと、主演女優賞を獲得したセロンの熱演も流石。
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   <キャッチコピー>
なぜ、愛を知ってしまったんだろう。
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ドラキュラ/吸血のデアボリカ ['70 スペイン・伊・西独・英]

2006/08/16 16:07
【原題】El Conde Dracula
【監督】ジェス・フランコ
【出演】クリストファー・リー
     ハーバート・ロム
     クラウス・キンスキー

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 ドラキュラ伯爵の家に向かう男性弁護士。伯爵をリーが演じている訳だが、弁護士の方が主人公に見えるが、伯爵がどう見ても執事にしか見えない。1度は血を吸われた弁護士は伯爵が吸血鬼だと知って館から逃げ出すんだけど、結構高いところから飛び降りて(落ちた?)気絶した筈なのに、館から200キロも離れた森の中で見つかったとはどういう事か!?。だから次にはヴァン・ヘルシング教授の病院内だったりする。精神病の病院なのでちょっと不気味な声を発する患者も居る。
 たまたまこの病院に泊まっていた(泊まる?)1人の女性がドラキュラの餌食に。ここで不思議と感じたのは、女性は首筋に歯形があって輸血したが、弁護士の男性も歯形があるのに輸血もせずピンピンとしている事。ヴァン・ヘルシングと言うと数々の映画でもドラキュラと闘っているので、この作品もドラキュラとヴァン・ヘルシングの対決を中心に描くかと思えば、実はヘルシングは期待外れの如く殆ど何もしない。行動のほぼ全てを行なうのは弁護士と、殺された女性の許嫁である男性。何だか仇討ち状態。ドラキュラに噛まれた者もドラキュラになる気もするが、そうではなくドラキュラに殺された者しか吸血鬼にはならない。ヘルシング教授がする事は吸血鬼になった女性に杭を打つ事。それだけ・・・。
 一応ドラキュラには3人の吸血鬼の女性が居るが、序盤に出てくるだけ。ドラキュラたちと”闘う”事もなく、3人の吸血女性も眠ってるところを杭を打つだけ。ドラキュラも行き先を先回りして、やはり眠ってるところに火を放つだけ。この間ヘルシング教授は何もしていない。
 つまりはヘルシング教授は居ても居なくてもどっちでも良かったような感じ。あと弁護士の恋人の存在もどっちつかずな感じだったけど・・・。
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アマゾンズ/黄金伝説 ['78 米]

2006/08/15 13:40
【原題】Gold of the Amazon Women
【監督】マーク・L・レスター
【出演】ボー・スヴェンソン
     アニタ・エクバーグ
     ドナルド・プレザンス

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 冒頭からいきなり都会で何者かを弓で狙うアマゾンズが登場するが、ターザンの格好をした女性が都会に現れる時点でかなりの場違いで違和感を感じずには居られない。黄金の7都市の地図を受け取った男性が、相棒と共にアマゾン奥地へと進む訳だが、アマゾンに行くまでにも麻薬王に命を狙われたりする。
 奥地に入って民族の敷地に入り、僅か数分で友好状態になったり、喧嘩を始めても誰も止めようとせずただジッと見詰めているだけ。でも翌日にはその男性が案内係となって一緒に旅をする事になったりする・・・。でも案内係のこの男性は毒蛇に噛まれて早くもご臨終。でもこんな事よりも謎だったのは、ジャングルの奥地なのにドンピシャで見つけて銃撃してくる悪党ヘリ。ジャングルの奥地で一瞬で標的を探し出すとはGPSでも着けないと不可能に思える・・・。
 男性と相棒は今度は女性だけの部族・アマゾンズに捕まる。でも1人のアマゾンズのメンバーを危機から助けた事から解放。なんせアマゾンの奥地に住む部族で都会がどんなものかは知らない。女が男を奴隷として扱っている部族なので女と男で友情関係になる事も禁止されているし、考えてもいない。蜂じゃないが女王も存在する。男性達とアマゾンズが手を組んで黄金都市を目指すところは何だか普通の世間知らずな旅人な感じ。
 悪党側が先に黄金都市に着くんだけど、今度は首刈り族に捕らえられる。普通悪党と言うものは捕まっても逃げるチャンスをうかがっているものだが、この悪党は無茶苦茶素直。男性から地図を奪う時も眠らせて奪って去っていって縛るような事もしないし、首刈り族に捕らえられても黄金の配分を多くして解放するように頼み込むし、最後は普通に警察に捕まってるしで一切抵抗しない。逆に言えば、首刈り族との戦いはあってもこの悪党との戦いは無いに等しい。ただ、女王しか知らないという黄金都市なのに何故地図があって何故他人が持っているのか・・・。今で言う機密情報漏洩状態になっている。でも7つも黄金都市があるとか言いながら1つしか出て来なかったけど・・・。
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走れ!カメラ小僧!!〜ワン・ショット・トゥ・ラブ〜 ['05]

2006/08/14 17:00
【監督】松岡寛
【出演】秋山莉奈
     小林且弥

 学園アイドルを何時もストーカーの如く陰から写真を撮るアイドルオタクの青年。そんな青年がたまたまカメラを拾い覗いてみると居ないはずの女性がレンズを通して見える事に驚く。序盤はオタクの「電車男」に「世にも奇妙な物語」が合体したような感じで、女性の霊が見れるというシーンでは一応ホラーっぽくホラーらしい不気味な音楽が流れる。でも”霊”と言われても、そのオタク少年にしか見えないだけで、見た目は普通に若い女性。しかもその霊はカメラに憑いてるので、カメラからは一定以上離れられない。実体化してもこの青年にしか見えない。
 アイドルの撮影会に行って、アイドル達が控え室で本音を話している所はアイドルの裏を見ている感じ。女性の霊は怒ると電磁波が発生するのか、TVの電源が勝手に付いたり一瞬だけ停電になったりする。
 終盤にもなると青年と霊の恋・・・よりも、この霊が殺されてその殺人者が罰を受けていない事で成仏できない事が判明し、意外な殺人犯と青年を盗撮していた意外な犯人との対決(?)がメインとなってサスペンスチックになる。
 ラストで女性霊が成仏する前は今までの出演シーンが走馬灯のように流れる。でも女性霊は自分にしか見えないから、霊が話しかけて答えても周りからは独り言にしか聞こえない訳で、遠慮のない女性霊からの話し掛けがちょっと面白かったけど・・・。
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カンニング・モンキー/天中拳 ['78 台]

2006/08/13 13:17
【原題】一招半式闖江湖
【監督】チェン・チー・ホワ
【出演】ジャッキー・チェン
     クム・チン・ラン
     ジェームズ・ティエン

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 実力がない癖にやたらと強がる青年。何だか古いカンフー映画は皆物語構成が同じ気がする。そして偶然カンフーの上手い師匠のような年輩の人に出会い、カンフーを教えてもらって事件に巻き込まれてその事件の首謀者達を倒す・・・みたいな。この作品も然り。
 字幕が手書きな上に読み難い。何といっても中国でしか使われないような中国語の漢字もカタカナや平仮名にする事なくそのまま字幕にしてるので、漢字の読めない人泣かせな字幕になっている。一応難しい漢字にはルビが振ってあるが、元々読み難い字幕なのでルビなどの更に小さな字が見えるはずもなく意味がない。更に思いっきり日本向けの日本人にしか分からないような字幕の付け方をしていて、台湾映画なのに字幕では関西弁になっていたりするし、「一本足打法」「オール阪神巨人」「アデランス」等が普通に字幕で登場する。何だか翻訳者が強引に字幕で笑わそうとする感じが垣間見える。
 目の前で賞金首が殺されて同時に賞金稼ぎも死んだ事から賞金稼ぎに成り済まし報酬を得る青年。強がるだけではなく名誉まで横取り。序盤は結構この青年の行動が腹立たしい。中盤でふざけているように見えて実は師匠の愛弟子と言う男に拳法を習って少しはまともになるものの、まだ強がってる状態なので中盤の青年の闘いは何だか情けない。
 物語の主体になるのは師匠の知り合いの男が持つという2つの秘薬。これを狙って山賊と盗賊が襲い掛かるが最初は山賊と盗賊も敵同士なので山賊と盗賊の戦いも見られるが、終盤では手を組んで襲い掛かってくる。
 やはり終盤は散らばった武術書を”カンニング”しながら闘う青年とか仲間と、盗賊&山賊の出演者全員集合戦闘。で、「敵を欺くにはまずは味方から」と言う事で2つの秘薬も実は存在しなくて、盗賊と山賊を退治する為の口実だったというオチ付き。
 まぁ確かに秘薬の名前は出て来るけど物体そのものは一切出て来ないし・・・。
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弟切草 ['00]

2006/08/07 09:51
【監督】下山天
【出演】奥菜恵
     斉藤陽一郎
     大倉孝二

 元はサウンドノベルのゲームのようで、序盤のうちはゲーム画面でも進行する。劇中の画面はセピア色でもなくカラーでもなく白黒でもない中途半端な配色。ゲーム会社バイトの奈美と元恋人でゲーム会社社長の公平と共に奈美の亡父の館へ。
 この館が主舞台となる訳だが、確かに何かが出そうな館ではあるけど日本にこんな館は無いだろう、と突っ込まずにはいられない。まず人物に背景を合成したって感じが見え見えで要はCGが下手で館も合成の下手な所為で変に浮いている。もう何十年も誰も使っていないからか、至る所に埃は被ってるし外壁にはツタなどが生い茂っている。しかも最初に何者かにこの館の鍵を渡されるがこの者は誰!?。
 館内部も突っ込みどころ満載。気持ち悪い絵や人形はホラー要素として許せるが、物凄い古い館の筈なのに”監視カメラ”が配置してあるとはどう言う事か?。しかもさり気なく何者かが監視している。でも1番の難点は、電気も水も全て止まっているはずなのにカメラが作動している点。水も止まっているはずなのにシャワーが出ている不思議・・・。そして電気も付かない部屋の監視をしているカメラなのに、映像は明るい。これも不思議。
 監視カメラの映像だけで音声も音も無いシーンも数シーンあって眠くなる。公平は会社接続でパソコンで色々通話するが、館がポツンとあるほどの場所なのにインターネットは通じる。そして、携帯電話も山の中のはずなのに普通に通じている。
 奈美に双子の妹・直美が居る事が発覚し、その妹も実は弟である事が発覚するが、ここは別に妹のままで良かった気もする。勿論直美も奥菜恵が演じているが、厭らしい話ではなく真面目な話しとして、「弟なのに胸がある」と言うのがかなり変だからである。
 ”子供のミイラ”も昔にこの子供達が一体何をされたかの説明が無く不透明。マルチエンディングのような終わり方も元がゲームらしい終わり方。
 でも「弟切草」のゲームが出来るまでのドキュメントっぽい感じもあったけど・・・。

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花言葉は、「復讐」。
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人間魚雷回天 ['55]

2006/08/05 16:53
【監督】松林宗恵
【出演】岡田英次
     木村功
     宇津井健

 戦争時に日本だけが行った捨て身の戦法に、片方分の燃料を積み戦闘機で戦艦に突っ込むお馴染み「神風特攻隊」がある。この作品は、その魚雷バージョン。
 50年代の作品なのでナレーションもかなり古い。人間魚雷回天の構造などの講義を受ける少尉たち。戦争映画ではあるけど、終盤までは敵が何処でというのもなく襲撃される場面もなく、兵士が戦っているシーンも全くない。出撃シーンが終盤までないので、終盤までにあるのは回天の試乗シーン。回天の構造の欠陥がないかを見る為と操作法を慣れる為に実際に乗組員が乗り込むのだが、それでもやはり激しく何処かにぶつかれば自爆するので、このシーンが1番緊張感がある。実際に序盤で1人の兵士が死亡。その後も2基同時試乗で2基同士がぶつかりそうになったりする・・・。
 数時間後に回天に乗り込んでの出撃が決まった朝倉・玉井・村瀬の各少尉の心の内を中心に描かれている。玉井少尉には早智子と言う女性が現れるのだが、この女性が少尉の許嫁なのか、恋人なのか・・・が定かにされない。何と言っても唐突に現れるのでいきなり現れたこの女性は何!?な感じで戸惑う。しかも玉井少尉と早智子の会話が舞台劇風のように辿々しいのは何故だ!?。
 数時間後には敵艦に突っ込んで死ぬのが分かってるので、少尉の一言一言が結構切ない。白黒映画なので昼夜の区別は付かず。
 終盤で、回天に早智子の写真を貼って「早智子さん、さよなら」と言って散る玉井少尉、無言で散る村瀬少尉・・・。朝倉少尉の回天だけ水漏れで突撃に失敗して海底に沈む。死んだシーンは映らないけど、水死したって事で良いのか?。でも早智子も玉井少尉を見送った後に海に身投げしていた気もするが・・・。
 この出撃場面で初めて敵艦や敵戦闘機が登場する。でも国旗がある訳でもなく敵艦は妙に脆い。何か小さい気もしたし・・・。
 コーヒーや紅茶も出て来たが戦時中に飲めた物なの?。
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新・ウィークエンド ['78 加]

2006/08/03 13:20
【原題】Rituals
【監督】ピーター・カーター
【出演】ハル・ホルブルック
     ローレンス・デイン
     ロビン・ガンメル

 5人の医師が人里離れた山中に6日間のキャンプをする。その為に結構多く山の景色が映る。でも6日間のキャンプの中で何をするのかは不明。一応水上飛行機が空から危険などを監視してるらしいが、危険があったからと言っても飛行機には着陸できる場所も決まってるし、通信機も持ってないし、飛行機には操縦士しか乗ってないので正直全く意味なし。そしてキャンプする5人に徐々に近付く怪しい影。息遣いが猛獣のようだったけど・・・。
 そんな中で医師たち全員分のブーツがなくなり、1人の男が20キロ離れたダムへ誰かが居るだろうと行き、仲違いが起きるなど仲間同士の不信感が募るようになる。
 1日経つのが早く、さっき起きたと思えばもう直ぐに夜になってたりする。何者かが故意的に蜂の大群を放ち1人が転落死。その後も川の中に罠が仕掛けられたりして次々に死んでいくのだが、全部が全部事故死に見せかけてる感じで、怪しい人影自ら手を下す事をしない。
 この怪しい影が猛獣などの怪物ではなく、数年前に人体実験の実験台にされて逃げ出した元兵士だと判明するも、その実験シーンの回想などがある訳ではないので終始「誰!?」な状態。最後の最後でこの今までの一連の事件の犯人が顔を現すが、やっぱり「あんた、誰?」と思うしかない。ここは元兵士が過去にどんな事をされて、5人の医師たちに何をされたのかの説明が欲しい。そうしないと何故5人の医師たちを狙ったのか説得力に欠ける。
 でも医師たちもこの山にキャンプに行かなければ殺される事はなかったって事なのか!?。しかも山にも色々あるはずだし・・・事件その物もかなり偶然的?。
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スカイハイ [劇場版]('03)

2006/08/01 16:26
【監督】北村龍平
【出演】釈由美子
     大沢たかお
     谷原章介

 ドラマ版の方は深夜に放送されていたので1度も観た事がないが、ドラマ版を観なくても美奈がまだ怨みの門の門番・イズコになっていない所から始まるので初見でも大丈夫な作り。事故死や殺された人はこの怨みの門に通されて3つの選択肢から1つを選ぶそうで、逆に殺人者や自殺者は問答無用で地獄行きらしい。殺人者は分かるが何故自殺者も地獄行きなのかが納得できないけど。3つの選択肢を選ぶ猶予は12日。この間は現世に自由に帰り自分の居ない世界を満喫でき、勿論一般人には自分の姿は見えない・・・。
 連続して起こる殺人事件。犯人は必ず心臓を抉って取り出す手口。美奈がこの犯人に殺害され復讐を誓う耕平と、殺人者は地獄行きなので、幽霊となってでも耕平の復讐を止めたい美奈。でも幽霊役が近くにいる中で見えないように演じるって言うのは難しいだろうなぁ・・・。
 耕平と一緒に行動するカメラマンは事前に事故を写真で撮ってしまうらしく、飛行機に腕が映ったと思えば飛行機が墜落し、同僚の小百合に映った怨念の籠もった手形と顔で殺される事を示唆。何だか『リング』以上のホラーが入ってたけど・・・。
 犯人は工藤と言う男。女性秘書と何時も一緒で秘書は死者でも斬れる刀を持ち幽霊も観る事が可能。呪文の書かれたこの刀で死者が斬られると魂がなくなり存在その物が消え地獄さえも行けない。被害者5人は全員過去に怨みの門門番だった経緯有り。と言う事は全員1度は殺されて生まれ変わってるって事なのか!?。工藤は殺人の度に霊力を高めていて戦わせても滅法強い。6つの心臓を集める事で怨みの門から怪物を出す事が出来るらしい。『陰陽師』が若干入っている・・・。
 ソードアクションに関しては北村龍平監督の得意ジャンルなだけあって中々の迫力。特に終盤の女性祈祷師vs秘書、イズコとなった美奈vs工藤の対決は見どころ。耕平も敢えて撃たれて怨みの門に美奈を助けに行くも直ぐに現世に帰ってきました。シンデレラの逆バージョンですか?(人工呼吸してたら息を吹き返す)。
 しかしどう考えても心臓が取り出されているのに、心臓も被害者も動いてるって事が理解出来ん・・・。
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