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zoom RSS テーマ「戦争」のブログ記事

みんなの「戦争」ブログ


荒鷲の砦 ['79 ユーゴ]

2006/09/11 16:33
【原題】Partisan Squadron
【監督】ハイルディン・クルヴァヴァック
【出演】ベキム・フェーミュ

 戦闘機×馬と歩兵隊じゃ勝ち目はない気がするのだが、主人公の属する部隊には航空隊がない。そこで航空隊を作る事に。全てが最初からなので飛行機は勿論、爆弾も機銃担当が自ら目的地に落とす自作もので、飛行場もないので広い敷地に滑走路のような形に火を点けての自作。飛行機は僅かに2機。序盤こそ余裕でドイツ軍に立ち向かってるが、敵軍が黙ってるはずもなく、こちらの秘密基地を推理して攻め込んでくる。
 敵機の確認が目視だけだったり秘密基地の場所を何も装置がないので地理に詳しい人に聞いたり(しかも予想)自動操縦がないので余程操縦の上手い人しか戦闘機に乗れなかったり・・・と何だかローテクな所は時代を感じる。
 「敵に勝つにはまずは制空権」ってバスケットボールの教訓のような感じだが、幾らなんでも僅か2機で大群の敵機と戦うのは無理があるが量×質(技術力)の勝負になっている。機銃弾切れで最後は狭い崖を逃げ切ってましたが。2機の戦闘機が敵軍に爆破されても敵基地から盗んだりして、しかも戦闘機の製作の部分などが省かれているので、知らぬ内に空中で隊列が組めるほどに増えていたりする。
 中盤にもなると完全に”戦争”と化していくので登場人物が次々死んで居なくなる。操縦の上手い人は結構無茶な飛行も繰り返して代表的だったのは”片輪着陸”と”胴体着陸”。
 終盤のナチス将校と少佐の空中一騎打ちは迫力があった。しかし何故戦争映画は子供が生まれたというような幸せな軍人は死ぬ運命にあるんだ?。
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人間魚雷回天 ['55]

2006/08/05 16:53
【監督】松林宗恵
【出演】岡田英次
     木村功
     宇津井健

 戦争時に日本だけが行った捨て身の戦法に、片方分の燃料を積み戦闘機で戦艦に突っ込むお馴染み「神風特攻隊」がある。この作品は、その魚雷バージョン。
 50年代の作品なのでナレーションもかなり古い。人間魚雷回天の構造などの講義を受ける少尉たち。戦争映画ではあるけど、終盤までは敵が何処でというのもなく襲撃される場面もなく、兵士が戦っているシーンも全くない。出撃シーンが終盤までないので、終盤までにあるのは回天の試乗シーン。回天の構造の欠陥がないかを見る為と操作法を慣れる為に実際に乗組員が乗り込むのだが、それでもやはり激しく何処かにぶつかれば自爆するので、このシーンが1番緊張感がある。実際に序盤で1人の兵士が死亡。その後も2基同時試乗で2基同士がぶつかりそうになったりする・・・。
 数時間後に回天に乗り込んでの出撃が決まった朝倉・玉井・村瀬の各少尉の心の内を中心に描かれている。玉井少尉には早智子と言う女性が現れるのだが、この女性が少尉の許嫁なのか、恋人なのか・・・が定かにされない。何と言っても唐突に現れるのでいきなり現れたこの女性は何!?な感じで戸惑う。しかも玉井少尉と早智子の会話が舞台劇風のように辿々しいのは何故だ!?。
 数時間後には敵艦に突っ込んで死ぬのが分かってるので、少尉の一言一言が結構切ない。白黒映画なので昼夜の区別は付かず。
 終盤で、回天に早智子の写真を貼って「早智子さん、さよなら」と言って散る玉井少尉、無言で散る村瀬少尉・・・。朝倉少尉の回天だけ水漏れで突撃に失敗して海底に沈む。死んだシーンは映らないけど、水死したって事で良いのか?。でも早智子も玉井少尉を見送った後に海に身投げしていた気もするが・・・。
 この出撃場面で初めて敵艦や敵戦闘機が登場する。でも国旗がある訳でもなく敵艦は妙に脆い。何か小さい気もしたし・・・。
 コーヒーや紅茶も出て来たが戦時中に飲めた物なの?。
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特攻ノルマンディー ['69 伊]

2006/05/28 10:12
【原題】Legion of the Damned
【監督】ウンベルト・レンツィ
【出演】ジャック・バランス
     クルト・ユルゲンス
     トム・ハンター

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 ノルマンディー上陸作戦に先立って作戦を遂行する連合軍の話。任務を遂行するのは上司反発や軍刑務所に入れられていた9人の破落戸達。最初は監視塔付近の地雷を爆破して連合軍主部隊の上陸を達成させる事だったんだけど、主部隊が逆に殲滅されてこの破落戸達が主部隊が行うはずだった任務である長距離列車砲破壊を行う事になる。
 9人で出発して最後には若干4名ほどになる破落戸達の部隊が何か切ない。司令官にはもう1つの目的として宿敵である敵方司令官との対決があるが、これは何だかんだであっさり終わってしまう。60年代の所為なのか、銃声の音が妙に合ってなかったりもする。列車砲という強力兵器がどんなものであるかは垣間見れた。連合軍側は僅かなのに多勢に無勢でやたら多い相手軍。でも途中で何処からともなくレジスタンスの味方が現れたりする。
 歴史的背景から見て、これから「ノルマンディー上陸作戦」に移行すると思えば内容はまぁ納得できるかな・・・。

   <キャッチコピー>
アンゴー要塞へ突っ込む 壮絶無比の 9人の破落戸達――。
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戦場のメリークリスマス ['83 日・英]

2006/03/18 10:22
【原題】Merry Christmas , Mr.Lawrence
【監督】大島渚
【出演】デヴィッド・ボウイ
     坂本龍一
     ビートたけし

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 やはり特筆すべきは英国アカデミー賞で作曲賞を受賞した音楽だろう。邦題では”戦場の”とは付いているが、舞台はずっと日本のアメリカ人捕虜収容所で爆撃などの戦争シーンは一切ない。捕虜収容所となると毎回出て来るのは処刑シーンなのだが、この作品では極力抑えられていて、暴行シーンも多いが流血もかなり抑えられている。最初はちょっと強引な悪役っぽかったビートたけしが徐々に良い人になっていき、逆に最初は良い人だった坂本龍一が徐々に狂気のように変わっていく様は秀逸。ラストでビートたけしが、ローレンスに「メリークリスマス!」と言うシーンは原題になるほどの有名シーンらしい。まぁメリークリスマスと言っても雪景色が映される訳でもロウソクが照らされる訳でもないので雰囲気はゼロなんだけど。
 しかし実を言えば音楽以外に良いところがないのも事実。日本語と英語が飛び交うが、字幕も見辛いし日本語は聞き辛く何を言ってるのかサッパリなシーンも多い。内容的にも一体この作品で何を伝えたかったのかが分からない。
 しかし、ボウイは歌で大いに活躍し、坂本龍一は音楽でハリウッドに貢献、ビートたけしは海外でも認められる映画監督に・・・と主演3人は大いに成長した感じ。そう言う意味では貴重な作品なのかも知れない・・・。
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