家路 ['01 ポルトガル・仏]

【原題】Je Rentre A la Maison
【監督】マノエル・デ・オリヴェイラ
【出演】ミシェル・ピッコリ
     カトリーヌ・ドヌーヴ
     ジョン・マルコヴィッチ

画像

 演劇のシーンから始まるのだがこれが長い。20分近くは演劇シーン。これはこの冒頭の演劇のシーンでしか登場しないドヌーヴを長く映す為か!?。この演劇の後、ベテラン俳優が妻と娘夫婦を事故で亡くすという所から物語は始まる。でも妻と娘夫婦が事故死した事も台詞だけで片付けていて、街中のシーンでは台詞を序盤は尽く排除。音楽と街の音響効果だけで進むので、逆に言えばパリの景色が巧く撮られている。特に夜景はかなり綺麗で癒された。このベテラン俳優と唯1人残された孫との交流も描かれているがシーンは少なめ。
 街中で初めて台詞を喋ったと思ったら足下しか映さず顔をしばらく映さない。代役でも立ててこんな手法なのかと思ったら数分後には顔も映していた。何時も行ってるカフェでは席にも拘って毎回入り口近くの窓際なんだけど、さり気なくもう1人サラリーマン風の男も同じ席に拘っていていつもはすれ違いなのに1度だけ俳優がまだ店内に居る時に来て仕方なく別の席に座る様が何だか可笑しかった。俳優が店を出て行き、その席に移ろうと思ったら既に別の人に座られたり・・・。
 マルコヴィッチはこの俳優に緊急に映画出演をお願いする監督役。でも台詞が全て英語だった事から俳優は戸惑いを見せる。巧く英語は喋れるんだけど、台本と違う事を喋った事を何度も指摘され、最後は撮影中に帰宅してしまう。ここで終わってしまうので「あれ?」と言う感じで終わり中途半端に感じた。台詞の間違いを指摘された事が嫌になって最後は撮影中に出て行くと言うのは既に俳優失格じゃないのか!?。最後の最後で設定的に納得が行かない・・・。

   <キャッチコピー>
ゆっくり、ゆっっくり・・・生きていくって、難しい。――現役最長老オリヴェイラが描く、哀歓溢れる過ぎゆく時間への思い――

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