荒ぶる魂たち ['02]

【監督】三池崇史
【出演】加藤雅也
     竹中直人
     松方弘樹

 樋口、土屋、白根、海藤、天成会、横溝組・・・の各暴力団の抗争。樋口組は横溝組の傘下だが他の4組の相関は分かり難い。これだけの暴力団が登場し抗争の話しとなれば銃撃戦などがたくさんありそうだが、海藤組が他の組と手打ちする事が主にもなっているので銃撃戦などは余りない。あるとすれば”一方的に片方がやる”感じ。
 一方の誰かが殺されれば、殺された側も報復するので誰がどの組所属なのかが分かり難い。リアル志向で作りたいのかどうかは知らないが、残酷性を貫き通したいのか抑えたいのかが分からない。例えば、銃弾を受けた時は血飛沫等をリアルに映すのに、腹を割くシーンにはぼかしが入っていて残酷度の基準が不明。アクションのないシーンは若干ダルイ。
 警察が全く出ないのは良いとして、直ぐ近くで銃撃戦や殺戮が起こっているのに全く動じず叫ぶ事もしない一般市民は変。特にさっきまで一緒に食事していた男性が殺されたのに何も言わない女性とか、客が残酷に殺されたのに動じない美容師とか・・・。
 樋口組行動隊長・剣崎を中心に描いているが、彼の暴走振りも凄くて、組長に何も言わずに独自の判断で敵対組員を射殺したりする。樋口組は舎弟こそ組解散で散り散りになるが、組長などの一般的に言う上層部クラスは皆敵対殺し屋などに殺されてしまう(剣崎が原因らしい)。
 銃撃戦が登場するのは終盤の白根組の殺し屋との対決時だけ。しかもここに力を入れる余り、時間がなくなっちゃったのか海藤組乗り込みのシーンが突入時点で終わってしまう。150分も時間があるにも関わらず1番肝心な所がなかった印象。
 あと小さい声でボソボソッと言うので大半の台詞が非常に聞こえ難かった。

   <キャッチコピー>
人生たかが流れ星。ギラッと光って終わりゃ良い・・・。

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