スー・チー in ヴィジブル・シークレット ['02 香]

【原題】幽霊人間
【監督】アン・ホン
【出演】スー・チー
     イーソン・チャン
     ジョー・コック

 15年前に首なし死体を見て霊が見えるようになった女性。この首なし死体が展開的にキーとなる訳だが、ホラーでありながら驚くようなシーンは皆無に等しい。霊が見えると言っても台詞で言われるだけで実際に霊を見せる事をしない。”怪談話をすれば霊が寄ってくる”と言うのは私も言われたモノだが香港でも同じようである。
 女性は美人な時とケバイ(化粧が濃い)時の2つの顔を持っていてどちらが本当の人格なのかは分からないが、違いが化粧だけだとその日はたまたま濃くしていただけ、とかあるだろうから分かりづらい。案の定最後まで気付かなかったけど。
 首なし死体になった男性は首がないまま数メートル歩いて倒れている。この手の場合、大体は首を探し求めて霊が徘徊する。この霊も姿は見せなくても色々な人に急に取り憑いて首を求める。だからといって”エクソシスト”のように取り憑かれた人の顔まで凶悪になる訳ではなく、顔はそのままで性格だけ凶悪になる(暴れ回ったり)感じ。
 最終的にはその首なし死体が自分がある人物に突き出されたと思ってその人への復讐っぽい感じだったようだけど、結局は単なる”事故”である事が判明する。まぁ勘違いから生まれた復讐劇・・・って所か(復讐している感じはないけど)。
 2つの人格も片方は取り憑きだった事が判明。でも取り憑いてる人格と、真の人格の現れる基準が不明だった。取り憑いている感じもなかったし。